たけのこに通えて良かった

たけのこクラブは長女(高一)からお世話になり始め、足掛け10年になりました。長女の入所は、上菅田に引っ越して間もなくだったため知り合いがおらず、規律正しい小学校、大勢が集まる学童という場所に戸惑い、内気な長女は腹痛や頭痛でよく学校を休んでいました。俗にいう「小一の壁」です。

仕事に穴が開き、病んでいる子どもの姿に心が折れそうになっていたある日、長女をお迎えに学童に行くと、そこには高学年の女の子に抱っこされ、遊んでいる長女の姿がありました。女の子達は新しい環境に慣れず、怯えていた長女の心に寄り添ってくれていたのです。

あの光景は10年たった今でも思い出すと胸が熱くなります。学年を越えた付き合いを通じ、人の心に寄り添う力を養ってきたからこそ学童に六年間通い続け、笑顔で「楽しい」と言えるのだと思います。

また、学童の魅力は遊びの多さにもあります。紐が切れるまで練習した「けん玉」、学校では遊べない「エスケン」、高学年に教えて貰った「竹馬」、どれも子どもは大好きです。

「学校ではルールが多くてやらなきゃいけない事がたくさんあるけど、学童は自由でホッとする。肩の力が抜ける所だね。」と悟った顔をしながら語る次女。学童で班長、リーダーという役割を与えられ、責任感を培い、意外にも面倒見が良い自分を発見できたそうです。

こんなにたくましく成長した姿になれたのも、指導員お二人のおかげだと感謝の気持ちで一杯です。一緒に遊び、子ども達の声に耳を傾け、より良い方向に導いて下さった「みっちゃん」「いずせん」。そして、お世話をして下さったパートの方々、本当にありがとうございました。これからも「たけのこクラブ」の多くの子ども達をよろしくお願いします。

(6年女子 父)

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