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成長できる場所

 当時から我が家は共働きで、小1になる娘をどこに預けようか沢山悩みました。学童保育のことは通っていた保育園と交流もあり、娘の中では楽しいところと印象があったようです。でも保護者が運営に参加するのが正直ネックで、ギリギリまで悩みましたが最終的には同級生の保護者が兄弟児を通わせていた為、話を聞きお願いすることに決めました。 あれから2年が経過し、娘も今年で3年生になり、今までのようにお兄さん・お姉さんに頼るだけでなく、自分も年下の児童をお世話することが増えたので色々考えながら行動しているようです。また学童では指導員のお二人以外にもパートやバイトの方もいるので常に沢山の大人が見てくれます。良い部分は褒め、悪い部分に関してはしっかりと注意してくれるのも、今の時代にはあまりないことなのでありがたいです。ちなみに娘に何度かキッズへの切り替えを聞いたことがありますが、その度に『学童』と即答でした。活動や遊びが多岐にわたるのが面白いようで今では親が休みの日も学童に行きたいと言っています。 秋の活動として10月はドッチボール大会があります。娘もドッチボール大会に向け、学童での練習以外に休みの日は公園でボール投げやキャッチの練習をしています。去年はボールから逃げるのが精いっぱいでしたが、今年はどうなるか今から楽しみです。 (3年女子 母)

学童キャンプで得られたもの

 7月末に2泊3日でキャンプがありました。参加人数も多く、キャンプ場を貸し切りにする大イベントです。我が家は、父母、1年生の娘、3才の弟の計4人で初参加です。川遊び、食事作り、キャンプファイヤー、ドラム缶風呂、キーホルダー作り等々、盛り沢山のプログラムでした。 子どもたちは1~6年生までが数人ずつ集まった班で行動します。上級生は下級生を手伝ったり教えながら、また下級生はそれを素直に聞きながら、みんな楽しそうに活動しているのが印象的でした。「普段の学童生活もこういった光景なのかな?」などと想像してみたり、炭の処理を手際よく行う上級生の姿を見て「上級生になるとこんなこともできるのか」と驚きもありと有意義な時間となりました。親の方も初めての学童キャンプということで分からないことも多く不安や疲労もありましたが、「体調大丈夫?疲れてない?」「1年生は疲れちゃうと思うけど、2年生からはあれ?って思うほど慣れるから大丈夫だよ」など、他の保護者の方々からの温かい気遣いに救われました。散発的に雨が降りだす生憎の天気でしたが、子どもたちの笑顔が弾けっぱなしのキャンプでした。 キャンプの前後でいくつか変化がありました。 まずは子どもたちとの距離感です。キャンプ前にはこちらの様子を伺うようにしていた子どもたちでしたが、キャンプで一緒に時間を過ごしたことで子どもたちが弟に声をかけてくれたり、○○ちゃんのお母さん!と呼んでくれたりと気軽に接してくれるようになりました。子どもたちとの接点が増え、学童へより親しみを感じるようになりました。 もう一点、父の保護者会への協力姿勢です。たけのこクラブの保護者会で活動している父親の比率は保育園や小学校に比べてとても多いと感じます。(体感では半数近くが父親)そのため父親が保護者会や各委員活動に参加しやすい環境ですが、知り合いも少ない保護者会は多少ハードルがあったかと思います。父はキャンプ準備、キャンプ中、夜に行われる大人反省会(懇親会)などを通して保護者間で交流できたことで、学童イベント等に前向きに参加しやすくなったように感じます。 準備など大変な点もありましたが、子どもたちの笑顔や意外な一面、学童の温かさ等々、得られた物の大きなキャンプとなりました。 (1年女子 母)

遊びから学ぶこと

 「学童ってどのような場所なのかな?」私のはじめの問いはそんなとこからでした。「どんなところか見てみたいなぁ」と思いまずは見学に行ってみました。 たけのこクラブは団地の集会所の2階にあり、建物の周りに車が入れないようスペースが広く設けられているため、子供たちが安心して集会場の周りを走りまわって遊んでいました。 はじめに目に入ったのは指導員が子供たちに負けないくらいの速さで走っていて子供たちとおにごっこしている姿に驚きました!そしていろいろな学年が入りまじりながら遊んでいて一輪車やドッチボールをしていたり、そこいらにある道具をいろいろ使っていろんな遊び方をしていたり、子供の発想って面白いなと少々笑いながら「いろいろな遊びをしていて学童っておもしろそうだなぁ」と感じました。また公園も近くにあるので指導員と一緒に遊びに行ったり、上の学年になると自分達で公園まで出かけたりと、外遊びがとても多くみんなが元気いっぱいに遊んでいる姿がありました。 家に帰宅するとゲームをしている子供が多い時代、外遊びがとても豊富で上級生が下級生にコマや剣玉を教えていたりとなんだか子供らしさがここにはありました。 学童は活動も多く、1年生から6年生のグループ班になってキャンプ行動をしたり、ウォークラリーやドッジボール大会、お祭りなどのイベントにも参加したりと目標に向かってみんなで進んでゆく、、「そんなことは家にいるだけではできない!」学童だからこそだと思いました。2年生はお世話係担当で「1年生にお弁当箱洗いを教えるんだ♪」と新1年生のお世話をやきたくてわくわくしているかわいい姿がありました。 遊びの中にも発想する力、勝負することのおもしろさ、泣いている子を気づかったり気にとめたり、時にはケンカもすることもあるでしょう。でもそういうことを経験するってとても大事なことだなぁと思いませんか?勉強はもちろん大事なことだけど、人とのコミュニケーションは人とかかわり合って行くことで学んでいくと思うのです。 そんな時、指導員のみっちゃん、いずせんが子供たちの気持ちを聞いてその子の思いはもちろんのこと、自分が相手にしたことに対し「相手はどんな気持ちか?」自分がされたら「どんな気持ちか?」子供の思いを一緒になって考えてくれてうまく言えなかったことを促してくれる。ベテランで頼もしく親としても気持ちを寄せ合えるた...

卒会の言葉

大変僭越ではございますが、卒会生の保護者を代表いたしまして、ひとことお礼の言葉を述べさせていただきます。 本日は子供たちのために、このような素晴らしい卒会式を開いていただきまして、ありがとうございました。中村先生、黒川先生、パートの先生方には保護者一同、厚く御礼申し上げます。 また、来賓の皆様におかれましては、公私ともにお忙しい中、ご臨席を賜りまして、誠にありがとうございました。皆様からいただきました心温まるお祝いのお言葉と、励ましのお言葉は、巣立っていく子供たちの胸に、深く刻まれたことと思います。 そして、ただいまお二人の先生より、卒会証書をいただく子どもの姿に、本当に胸がいっぱいです。 思い起こせば、6年前にたけのこクラブに送り出したとき不安そうににぎっていた手が、こうして憎たらしくもたくましく明るく元気に成長することができましたのも、ときには親以上に厳しく叱ってくださったり、優しく温かく見守ってくださった先生方のご指導のおかげです。本当にありがとうございます。 学童に通っていなければ、昔ながらの遊びのけん玉やこま、一輪車など触れる機会もなかったことでしょう。先生方に個性を伸ばし、やる気を引き出していただいたことで、やりたくない、めんどう、といいながらもやるときはがんばり、検定で年々上達していくのが自信につながりました。 キャンプでは、山登りや川遊び、ファイヤーでのスタンツなど親子ともども貴重な体験をさせていただきました。反省会で保護者同士の距離もぐっと近くなり、保護者も楽しく過ごせる学童のすばらしさを感じました。先生方をはじめ、たくさんの保護者の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。 こうして私たちが子どもを安心してたけのこクラブに預け、毎日仕事に勤めることができたのも、先生方、アルバイトのお兄さん、お姉さん、OB、OG、地域の皆様に支えられている安心感があるからです。こんなにすてきな学童に6年間通うことができて、本当にラッキーで幸せです。皆様に出会えたことに深く感謝申し上げます。 子どもたちは、たくさんの思い出を胸に、今日、この大好きなたけのこクラブを飛び立ってまいります。まもなく新元号に変わり、新しい時代の行く手には大きな嵐も待ち受けているかもしれませんが、一緒に過ごした仲間たちと学童で培った生きる力で、必ずや乗り越えてくれることでしょ...

たけのこに通えて良かった

たけのこクラブは長女(高一)からお世話になり始め、足掛け10年になりました。長女の入所は、上菅田に引っ越して間もなくだったため知り合いがおらず、規律正しい小学校、大勢が集まる学童という場所に戸惑い、内気な長女は腹痛や頭痛でよく学校を休んでいました。俗にいう「小一の壁」です。 仕事に穴が開き、病んでいる子どもの姿に心が折れそうになっていたある日、長女をお迎えに学童に行くと、そこには高学年の女の子に抱っこされ、遊んでいる長女の姿がありました。女の子達は新しい環境に慣れず、怯えていた長女の心に寄り添ってくれていたのです。 あの光景は10年たった今でも思い出すと胸が熱くなります。学年を越えた付き合いを通じ、人の心に寄り添う力を養ってきたからこそ学童に六年間通い続け、笑顔で「楽しい」と言えるのだと思います。 また、学童の魅力は遊びの多さにもあります。紐が切れるまで練習した「けん玉」、学校では遊べない「エスケン」、高学年に教えて貰った「竹馬」、どれも子どもは大好きです。 「学校ではルールが多くてやらなきゃいけない事がたくさんあるけど、学童は自由でホッとする。肩の力が抜ける所だね。」と悟った顔をしながら語る次女。学童で班長、リーダーという役割を与えられ、責任感を培い、意外にも面倒見が良い自分を発見できたそうです。 こんなにたくましく成長した姿になれたのも、指導員お二人のおかげだと感謝の気持ちで一杯です。一緒に遊び、子ども達の声に耳を傾け、より良い方向に導いて下さった「みっちゃん」「いずせん」。そして、お世話をして下さったパートの方々、本当にありがとうございました。これからも「たけのこクラブ」の多くの子ども達をよろしくお願いします。 (6年女子 父)

学童とは

 早いもので学童を利用するようになり3年が経とうとしています。笹山保育園のお友達が沢山学童に行くと伺って何となく流れで学童に行く事になりました。 学童は、『保護者が大変だよ』と聞いていましたが確かに楽ではありません。毎月の保護者会に係の活動、学童の行事のお手伝いと仕事を調整しなければいけない時もあります。最初の年は、予定を変更しなければいけないので負担に感じていました。でも皆さん仕事や家庭の用事で出られなくても『大丈夫ですよ』と嫌な顔せず対応してくださいます。欠席される方も意外といらっしゃるので負担だった気持ちも徐々に和らぎました。無理のない程度でお手伝いできれば良いと思います。 子供は、同じ保育園の子が多いので一年生の時から楽しんで学童に行ってくれています。他学年との交流もあり昔ながらの遊びも覚えて来ます。公園でゲームするより、子供らしく体を動かして過ごしてくれるので安心です。ただ、宿題をしてこないので学童から帰って来てから宿題を見るのは、大変です。 学童の行事のドッチボール大会やキャンプは、子供達も楽しみにしています。キャンプは、我が家では縁のない事でしたが、学童でキャンプに行くようになり今では家族でキャンプに行くようになりました。 仕事をしながら子育てをするという選択をしたからには学童の存在は、とてもありがたい事です。学校や家庭では経験できない事も沢山経験できます。たけのこの指導員の方は、良く子供達を見てくれています。一緒に喜んでくれたり、きちんと叱ってくれたりこのお二人だから安心して子供を預けられるという方も多いと思います。沢山の子供達一人一人をお忙しい中良く見て頂き日々感謝で一杯です。 (3年女子 母)