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「かかし」との出会い

「学童いってみたい!かかし面白かった!」入学前、オープン学童の帰りの息子の言葉です。 苦手なことが多い息子が、安心して過ごせる環境はどこか真剣に悩んでいました。とりあえず見学に行って息子の反応を見てみようと思い、どきどきしながら、親子でオープン学童に参加しました。お兄さんお姉さんと一緒におやつを頂いたときは、初めての場所に完全に固まっていました。その後、指導員さんやお姉さんたちが「かかし」に誘ってくれました。初めての「かかし」でしたが、教えてもらいながら、輪に加わることができ徐々に息子の緊張もほぐれていく様子がそばで見ていても分かりました。その帰り道、冒頭の息子の言葉です。これが決定打となりました。 コロナの感染拡大で想定外のスタートでしたが、息子は「学童」で充実した時間を過ごすことができました。私の仕事が休みで「今日は学童お休みしても良いよ」と言っても「学童の方が楽しいから行く」と言って学童での時間を思う存分楽しんでいます。  たけのこクラブは本当に貴重な環境です。異年齢のたくさんの子どもたちが家族のように関わり合っています。その中で、楽しい思いだけではなく、もちろん悔しい思いもしています。その毎日の経験からの息子の成長は目を見張るものがあります。指導員さんや上級生に見守ってもらいながら、家族だけでは学べないたくさんの経験を学童で積み重ねてきたのだと思います。 たけのこクラブと出会えて本当に幸運だったと思います。そして、息子の心をつかんだ「かかし」に誘ってくれたみっちゃん、お姉さんたちに感謝いたします。親子でこれからもたけのこクラブを楽しんでいきたいと思います。 (1年男子 母)

異年齢と遊べる場

「学童保育って保護者の負担が大変なんでしょ?」と聞かれます。そうです!!保護者の協力なしでは運営が出来ないからと答えます。でも、とても楽しい充実した時間・共通の目標を持つ仲間ができます。会議の後・イベント後の飲み会(今はできませんが)が楽しいと言う父親達も多いのです。 学童はさまざまな行事があります。中心は子供達と指導員ですが、バックアップは保護者がしなければ行うことも出来ません。ワイワイ・ガヤガヤ。独自な意見・慎重な意見。さまざまな意見交換が行われます。大変だと思うかもしれませんが、「子供のために」と皆共通の目標があります。 その様な中で新たな人間関係・交流も生まれます。定年後の祖父は「学童キャンプの付き添いは俺がいく!!」と参加しています。仕事で地域との繋がりがなかったのですが、顔見知りの人も増えたそうです。「白毛のじいちゃん」と小学生のラインに入れてもらったとか。。。初めて参加した時は「高齢者だから・・・」と配慮があり川遊び担当になり「去年キリマンジャロに登ったのに年寄りと思ったかな?」と文句を言っていました。次年は山登り担当になりましたが・・・。台風、コロナと2年続けキャンプは中止になってしまいましたが、「孫が卒会するまで行けるかな?」と体力面で心配しつつも父親に譲る気のないじいちゃん・・・。 忘れられた昔遊び・伝統行事を伝えてくれる学童保育。異年齢の子供たちと遊ぶ経験のできるこの場所は子供の成長に大切なターニングポイントになると思っています。 (5年女子 母)

新しい学童のスタート

3月末に無事に移転することができ、4月から新たな場所での学童がスタートしました。コロナ禍で以前とは状況が大きく変わる中で、指導員や地域の方々の支えがあって、子供たちは元気いっぱい楽しく過ごせているようです。 我が家は長男(中2)から始まり、現在は5年生の次男がお世話になっています。たけのこクラブでは、けん玉、コマ回し、一輪車など、古くからある遊びを多く取り入れています。飽きっぽい性格の次男がけん玉やコマにハマり、新たな技にどんどん挑戦し、「今日この技ができたんだよ!」と目を輝かせて披露してくれる姿には、見ているこちらも嬉しくなり、ほっこりとした気持ちになります。家ではもちろん大好きなゲームもやりますが、学童に通っていなければ、こういった遊びを知ることもなく、ゲーム三昧の時間を過ごしていたのでは…と思ってしまいます。 次男に「学童のいい所は?」と聞いてみたところ、「たまに喧嘩することもあるけど、みんな仲良し!」と答えました。健康的で活発に、他学年とも兄弟のように楽しんで遊んでいるところを見ていると、学童に通わせていて本当に良かったと思いますし、子供自身も学校ではなかなか味わえない時間を過ごせていると思います。 また学童運営を通じて、親同士のコミュニケーションを取れる機会も多く、子育ての悩みを共有できたり、プライベートでも楽しい交流ができることはたけのこクラブの大きな魅力の一つです。 新たな場所での学童がスタートしましたが、中身は以前と変わらず、親子共に信頼できる指導員のもとに安心して子供を預けられ、いつでも家族のように過ごせている学童は、親にとっても最高に心強く感じられる場所です。 (5年男子 母)

移転、新しい学童へ

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3月末たけのこ学童保育は笹山団地から引っ越しをしました。 耐震基準を満たすために、昨年末から急ピッチで進められた移転作業。 移転先を探すことから始まり、見積もり引っ越しと気の遠くなるような作業を無事進められたのは、昨年の役員の皆さんと指導員のご尽力の賜物と感謝しています。 引っ越しは業者に任せず、保護者が協力して行いましたが、現役の保護者だけでなく、OBの児童や保護者の方がたくさん集まり協力してくださって、たけのこ学童の歴史を感じられるひとときでした。 OBの子供達が、からっぽになった前学童で、黒板に感謝の言葉を書いていつまでも座り込んで話す姿がありました。 彼らにとってそこはもうひとつのわが家だったのだろうと思うと、古くて暑くて狭かった学童が本当に名残惜しく、愛しく感じられて胸が熱くなりました。 新しいたけのこ学童もこれからの子供たちの第2の我が家になっていくのだろうと思います。 簡単なことではないけれど、皆で助け合い作り上げていく学童だからこそ、子供達が大人になっても心の拠り所になるのではないか。 そんな事を考えさせられる良い引っ越しになりました。 (4年男子 母)

引越し完了のお知らせ

このたび、たけのこクラブは新しい場所での生活をスタートさせることができました。 皆様にはお忙しい時期にもかかわらず、引越し作業等たくさんのお力添えをいただきありがとうございました。 現保護者一同、心より感謝申し上げます。 また、この移転のためにたくさんのご寄付をいただきました。 皆様からいただいたご寄付は、安全対策として設置したフェンス費用の一部に充てさせて頂いております。 重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。 ぜひ、お近くにお越しの際はお立ち寄りください。 地図はこちら

もうすぐたけのこ生活、1年経ちます

うちは、中3の息子と小1の娘がいて、2年ほど前に引っ越し、間もなく仕事を始めました。学童にお世話になるのは、下の娘が初めてです。 入所前の娘は、引っ越しと小学校入学が続き、周りのお友達が変わってばかりで、妙にお利口さんになってしまい、心配していました。 たけのこにお世話になるのを決めたのは、実は引っ越し前で、ここのHPを見たことが決め手でした。元々のびのび系の娘に、私ができない分、思いっきり遊ばせてあげたい…との思いでした。 娘は一日体験で、たけのこと上級生の雰囲気を感じて即決だったみたいです。帰宅後「どう?行く?」と聞いたら、「うん、楽しかった♪行く!」とのことでした。 親は、慣れない土地での初めての学童。しかもフルタイム勤務を始めたばかりで、余裕ゼロ生活でしたが、娘はなんと、4月1日から毎日「楽しい」とあっさり学童にはまり、その勢いで初めての小学校生活へ突入。多分、上級生のおかげです。指導員さん、保護者の皆さん、ありがとう。 初めて指導員さんに相談事をした時は、きちんと関わった子ども達の思いを教えて下さり、信頼できると思いました。OB・OGさん、パートさんも頼りになります。 さっき、「私ができない分…」なんて書きましたが、そんな次元は飛び越えて、たけのこは、遊びと仲間の宝庫、子どもは夢中になっています。あっという間に、娘はのびのびっ子に戻り、遊びもびっくりするほど沢山覚えて帰ってきます。しかも、いつの間にか、縫い物や、お弁当箱洗いなどの生活スキル的なものも身に着けていたりします。おや?入学前のあの不安感はどこへ行ったのだろう? 娘は、上の子と歳が離れているので、学童で歳の近い子ともたくさん遊べて楽しそうにしています。たけのこの子って、何となく、それぞれにのびのびしている気がします。そして、一年生の親にとっては、頼りになる存在。大人の知らないところで、困っていたら助けてくれたりすることも。もうすぐ1年が経つ今、この他にも、たけのこいいなって思っています。 一年を通じて、いくつか行事がありますが、大人から子ども、みんなでやる行事もあります。保護者会もあります。これって、大人にとって結構大変ですよね。 でも、一緒に活動するなかで、大人でも子どもでも話がしやすくなって、ちょっとした相談ができたり、笑えたり、そういうのが心地よいです。子どものことを知ってくれているので、さ...

安心できる場所

たけのこクラブは歴史も長く、親の私が子どものころから、「集会所の近辺で子どもたちが楽しそうに遊んでいる存在」として知られていました。 保育園で一緒だった共働きのご家庭も、たけのこクラブに預ける方が多く、あまり迷うことなくお願いすることになりました。 結局、上の子も下の子も共にお世話になり、「楽しかった」「行きたい」場所として過ごすことができました。 低学年のときは上級生と、高学年になったら下級生と一緒に遊びながら、優しく接してもらったり接してあげたり、時にはぶつかり合ったり、手を焼いたりと、さまざまな場面で本人たちの成長にとても良い影響をもらったなと思います。 もちろん、子ども同士のことなのでいつでも仲良しという訳には行きません。本人なりに頑張っていても、どうしたら解決できるのか分からないことがありました。そんなときは、指導員の出番です。良いことはよい、悪いことは悪い、とはっきりとした対応が子どもたちを再び仲良しにしてくれるのです。そんな安心感がたけのこにはあります。 早めに迎えに行くと、「まだ帰りたくない」と逃げて行ってしまうほど大好きな場所となったたけのこクラブが、これから入る子どもたちにとっても大好きな場所になると思います。 (6年女子 母)