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手厚くサポートしていただいています

 二女が小学校入学と同時に学童に入所して、半年ほどになります。 三年前から姉が在籍していて保護者会などに連れてきていたこともあり、指導員の方々や施設そのものには既に慣れ親しんでおりました。入学後も抵抗感なく学童に通うことができたのは、このようなきょうだい児の同伴が認められる下地があったからこそだと思っております。 学童での活動を通じて、二女には目に見える成長が感じられます。たとえば小刀を使って竹箸を作るといった昔ながらの手遊びをご指導いただくことで、手先は目に見えて器用になり、工作そのものも楽しめるようになってまいりました。また、四季折々の運動活動を通して、体力面でもかなり鍛えられてきたと実感しております。 もっとも、入学当初は大きな不安もありました。二女はもともと環境の変化が苦手で、入学式直後は保育園との違いを受け入れるのに苦労し、本人も周囲も大変な思いをして登校しておりました。その一方で下校に際しては、学童の指導員の方が一年生を毎日小学校まで迎えに来てくださり、丁寧にサポートいただけたことで安心して学童に通うことができました。登校を嫌がることはあっても、学童に行くことを嫌がることはまずありませんでした。 夏休みの過ごし方についても、学童保育には大変助けられております。我が家は共働きで、夫婦の休日が不規則ということもあり、例えば家族でプールに行くといったことがほとんどできておりませんでした。学童では夏休みにプールや遠足に連れて行っていただいたり、曲芸の観覧といった特別な企画もあり、子どもにとって「小学生らしい夏休み」を存分に経験させていただいております。 保護者としても、なかなか他では得難い経験をさせていただいております。 学童の運営を保護者会が主体となって担うことで、保護者同士が率直に子どもの成長や課題について話し合える機会が増えました。ときには他の家庭の子どもに対してもしっかりと叱ることができるような環境は、昭和の時代には当たり前であったかもしれませんが、現代においてはむしろ貴重な場だと感じております。 単なる子どもの預かり場にとどまらず、地域や同世代の親同士のつながりを実感できる場所として、学童保育の存在に大きな意義を感じます。