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たけのこに出会って

入学前、我が子は小学校で上手くやっていけるのかとても心配でした。 通っていた保育園から同じ小学校へ行く友達は決して多くなく、自分から積極的にアプローチするタイプではない我が子が友達をつくれるのか、いじめに遭わないか、漠然とモヤモヤした気持ちでいたと記憶しています。 共働きであり、学童を検討していましたが、あれよあれよとたけのこクラブへの入所が決まり、父親の関知する間もありませんでした。小学校へ行くのが楽しみという話は聞かずとも、たけのこへ行くのは楽しみというような話は良くしており、入学前の不安は若干ながらやわらいでいました。 そして入学を迎え、日々学校の話はほとんど聞きませんでしたが、たけのこでコマをやった・一輪車をやった・なわとびをやった等、あれができたこれができたというような話が度々出ていたことに安心しました。学校で上手くやっているかはさておき、とりあえずたけのこが楽しそうで、自分の居場所を見つけられたとすごく安心をしました。今思えば、学校まで徒歩45分の道のりを文句も言わず通っていたのは、放課後の楽しい場所があったからなのかもしれません。 娘がここまで心を許せるのも、指導員の方々をはじめとし、上級生のお兄さんお姉さんも熱心に面倒をみてくださり、一つの家族のようなかたちで接してくれている部分が大きいと思います。この学童はイベントも多く楽しい反面、保護者の負担は少なくありません。それなりに大変ですが、保護者としては嫌が応にも子どもたちとの関わりが増えます。小学生になれば、親よりも友達が優先されることも増えていくと思います。そのような中、様々な活動を通して子どもの成長を傍らで見守ることができるのはありがたいと感じます。子どもには今のこの時間を大切にこれからも過ごしていってもらいたいと思います。