「かかし」との出会い
「学童いってみたい!かかし面白かった!」入学前、オープン学童の帰りの息子の言葉です。 苦手なことが多い息子が、安心して過ごせる環境はどこか真剣に悩んでいました。とりあえず見学に行って息子の反応を見てみようと思い、どきどきしながら、親子でオープン学童に参加しました。お兄さんお姉さんと一緒におやつを頂いたときは、初めての場所に完全に固まっていました。その後、指導員さんやお姉さんたちが「かかし」に誘ってくれました。初めての「かかし」でしたが、教えてもらいながら、輪に加わることができ徐々に息子の緊張もほぐれていく様子がそばで見ていても分かりました。その帰り道、冒頭の息子の言葉です。これが決定打となりました。 コロナの感染拡大で想定外のスタートでしたが、息子は「学童」で充実した時間を過ごすことができました。私の仕事が休みで「今日は学童お休みしても良いよ」と言っても「学童の方が楽しいから行く」と言って学童での時間を思う存分楽しんでいます。 たけのこクラブは本当に貴重な環境です。異年齢のたくさんの子どもたちが家族のように関わり合っています。その中で、楽しい思いだけではなく、もちろん悔しい思いもしています。その毎日の経験からの息子の成長は目を見張るものがあります。指導員さんや上級生に見守ってもらいながら、家族だけでは学べないたくさんの経験を学童で積み重ねてきたのだと思います。 たけのこクラブと出会えて本当に幸運だったと思います。そして、息子の心をつかんだ「かかし」に誘ってくれたみっちゃん、お姉さんたちに感謝いたします。親子でこれからもたけのこクラブを楽しんでいきたいと思います。 (1年男子 母)