投稿

お知らせ

2025年度の入所受付について

定員70名に対し、在籍の児童数を勘案し、受付可能人数を設けさせていただきます。つきましては、入所希望者が受付可能人数を超えた場合には、入所説明会で配布する入所申込書の提出順に受け付けさせていただくことといたします。 入所を希望される方は速やかに入所申込書を提出いただきますようお願いいたします。

たけのこクラブ55周年記念祭のご案内

この度、学童保育たけのこクラブは 55 周年を迎えることとなりました。 つきましては、感謝の気持ちを込めて これまで関わってくださった皆様とともに記念祭を催したいと存じます。是非 ご参加くださいますようお願い申し上げます。 ●日時: 2026 年 2 月 8 日 ( 日曜日 ) 12 : 30 開場 13 : 00 式典開始 15 : 00 終了 ●内容:思い出写真 / 学童児出し物 / けん玉・コマコーナー/ 〇×クイズ / リングス合唱 / 初代指導員よりご挨拶 ●場所:上菅田中学校   【お問い合わせ先】 学童保育たけのこクラブ 神奈川県横浜市保土ヶ谷区上菅田町 889-37 045-381-3753

第二の家、たけのこ

 現在4年生になる息子が1年生だった年は、コロナ禍の真っ只中でした。 入学式の直前、息子は指折り憧れの小学生になる日を待ちわびていました。しかしまさかの当日、発熱。PCR検査の結果を待つ間、入学式は欠席となりました。息子だけでなく、同じようにコロナで入学式に出られなかった子どもたちが多数いたため、学校は後日、少人数での入学式を改めて開催してくれることになりました。 ところが、奇しくも同じ日が第三子の出産予定日でした。さすがに出席することができません。夫も濃厚接触者として隔離期間中で、家から出られない状況でした。新一年生にとって人生の大切な節目である入学式。大きなランドセルを背負ったちいさな後ろ姿。こんな時に両親とも立ち会えないとは。申し訳なさと無念さで胸がいっぱいでした。 そんな時、「代わりに一緒に行きますよ」と声をかけてくれたのが、学童保育たけのこの指導員、みっちゃんでした。 入学式当日、みっちゃんは息子の近くで保護者代わりとして温かく見守ってくれました。後日、学校から送られてきた写真に写っていたのは、少し緊張した表情の息子と、優しく微笑む珍しくスーツ姿のみっちゃんでした。ただの預かり施設ではなく、本当に家族のように子どもに接してくれる人がいる。そう実感した瞬間でした。 あれから3年。息子は今、4年生になりました。みっちゃん、いずせんをはじめとするスタッフの皆さんは、変わらず息子、そして今年新たに入学した娘の成長を温かく見守り続けてくれています。学校で嫌なことがあった日も、とりあえずたけのこでリセットして帰ってきます。息子はあまり活発なほうではありません。口数も多くはない。そんな息子ですが、「○○くんにからかわれたけど、いずせんがかばってくれた」「みっちゃんと灯篭(コマの技)にチャレンジした。自分だけできた。」なんて嬉しそうに報告してくれる姿を見るたび、ここに通わせて良かったな、と思っています。 学童保育たけのこには、保育園のような、第二の家のような温かい環境があります。いろんな子がひしめき合っているので、もちろん揺りかごのような快適さはありません。喧嘩もするし、小競り合いもたくさん起きます。自分の意見が通らないことなんてしょっちゅうです。でも、子どもたち一人ひとりの個性を大切にし、その成長を長い目で見守ってくれる指導員のふたり、孫にしてあげるみたいにおや...

最後の親子キャンプ

 現在高1になった長女の小学校入学のタイミングで入所し、当時2歳だった次女もとうとう6年生。親子共々最後のキャンプでした。 毎年恒例夏休みの2泊3日のキャンプは学童の一大イベントです。学童児、保護者、OB 合わせて総勢130名ほど。貸し切りのキャンプ場でこどもたちは昼間は道志川で目一杯遊び、カレーや焼きそばを食べて、夜はキャンプファイヤーとスタンツで踊りまくります。 準備、当日の進行、安全管理、片付けに至るまで保護者が協力して行うので大変ですが、こどもたちの楽しそうな顔を見ると暑さも疲れも吹き飛びます。そしてキャンプを通じてこども、保護者の名前と顔も覚えることができ、保護者同士の一体感も生まれて今後の学童生活も楽しくなる、自分にとっても学童生活の一番の思い出でした。 長女在籍中の OB/OG は高校生はもちろん、大学生や社会人になっていますが、近所でばったり会ったときには今でも話しかけてくれて、キャンプのことを思い出したりもします。 私は長女の時からずっとキャンプ係(キャンプ実行委員)ですが、川遊びや調理で火を使ったり危険を伴うため、保護者の安全面での協力(人手)が必要です。最後のキャンプで寂しいですが、今後も保護者の方に協力いただき安全で楽しい学童キャンプの継続を願っています。 6年女子、父

手厚くサポートしていただいています

 二女が小学校入学と同時に学童に入所して、半年ほどになります。 三年前から姉が在籍していて保護者会などに連れてきていたこともあり、指導員の方々や施設そのものには既に慣れ親しんでおりました。入学後も抵抗感なく学童に通うことができたのは、このようなきょうだい児の同伴が認められる下地があったからこそだと思っております。 学童での活動を通じて、二女には目に見える成長が感じられます。たとえば小刀を使って竹箸を作るといった昔ながらの手遊びをご指導いただくことで、手先は目に見えて器用になり、工作そのものも楽しめるようになってまいりました。また、四季折々の運動活動を通して、体力面でもかなり鍛えられてきたと実感しております。 もっとも、入学当初は大きな不安もありました。二女はもともと環境の変化が苦手で、入学式直後は保育園との違いを受け入れるのに苦労し、本人も周囲も大変な思いをして登校しておりました。その一方で下校に際しては、学童の指導員の方が一年生を毎日小学校まで迎えに来てくださり、丁寧にサポートいただけたことで安心して学童に通うことができました。登校を嫌がることはあっても、学童に行くことを嫌がることはまずありませんでした。 夏休みの過ごし方についても、学童保育には大変助けられております。我が家は共働きで、夫婦の休日が不規則ということもあり、例えば家族でプールに行くといったことがほとんどできておりませんでした。学童では夏休みにプールや遠足に連れて行っていただいたり、曲芸の観覧といった特別な企画もあり、子どもにとって「小学生らしい夏休み」を存分に経験させていただいております。 保護者としても、なかなか他では得難い経験をさせていただいております。 学童の運営を保護者会が主体となって担うことで、保護者同士が率直に子どもの成長や課題について話し合える機会が増えました。ときには他の家庭の子どもに対してもしっかりと叱ることができるような環境は、昭和の時代には当たり前であったかもしれませんが、現代においてはむしろ貴重な場だと感じております。 単なる子どもの預かり場にとどまらず、地域や同世代の親同士のつながりを実感できる場所として、学童保育の存在に大きな意義を感じます。

たけのこに出会って

入学前、我が子は小学校で上手くやっていけるのかとても心配でした。 通っていた保育園から同じ小学校へ行く友達は決して多くなく、自分から積極的にアプローチするタイプではない我が子が友達をつくれるのか、いじめに遭わないか、漠然とモヤモヤした気持ちでいたと記憶しています。 共働きであり、学童を検討していましたが、あれよあれよとたけのこクラブへの入所が決まり、父親の関知する間もありませんでした。小学校へ行くのが楽しみという話は聞かずとも、たけのこへ行くのは楽しみというような話は良くしており、入学前の不安は若干ながらやわらいでいました。 そして入学を迎え、日々学校の話はほとんど聞きませんでしたが、たけのこでコマをやった・一輪車をやった・なわとびをやった等、あれができたこれができたというような話が度々出ていたことに安心しました。学校で上手くやっているかはさておき、とりあえずたけのこが楽しそうで、自分の居場所を見つけられたとすごく安心をしました。今思えば、学校まで徒歩45分の道のりを文句も言わず通っていたのは、放課後の楽しい場所があったからなのかもしれません。 娘がここまで心を許せるのも、指導員の方々をはじめとし、上級生のお兄さんお姉さんも熱心に面倒をみてくださり、一つの家族のようなかたちで接してくれている部分が大きいと思います。この学童はイベントも多く楽しい反面、保護者の負担は少なくありません。それなりに大変ですが、保護者としては嫌が応にも子どもたちとの関わりが増えます。小学生になれば、親よりも友達が優先されることも増えていくと思います。そのような中、様々な活動を通して子どもの成長を傍らで見守ることができるのはありがたいと感じます。子どもには今のこの時間を大切にこれからも過ごしていってもらいたいと思います。

卒会式を終えて

長女が入所する3月、卒会式を少し見て帰ったのを覚えています。寒い日でした。同じ保育園から同じ小学校に行くお友達が少なくて、不安でいっぱいの私でしたが、卒会式の様子に「すごい先生方がいる!安心できそうな場所だ!」と感じました。あんな風にわが子も卒会する日が来るなんて、とてもとても想像できないくらい先だと思っていましたが、長女は3年前、次女はこの春卒会となりました。 今年の卒会式も寒い日でした。子どもたちは元気いっぱいにまずは新一年生を迎えました。新二年生のあいさつに、長女がおなじ役目をした時のことを思い出して涙、新一年生のかわいい姿に涙、で始まりました。卒会生が格好良く入場して、スピーチ、そしてみっちゃんからの卒会証書の授与、いずせんからのトロフィーとプレゼントの贈呈。これ以上ない「贈り物」を受け取った子どもたちは本当に幸せ者です。 緊張しているはずなのに、マイクを持ってあげて、お互いのスピーチを顔を見合わせて聞いて、困ったときには自然と助け合える、そんな子どもたちの姿がありました。ああ、ここでみんなと生活して大きくなったのだなぁと胸打たれる姿でした。 心配だと思ったことが、大したことなかったり、大丈夫さと思っていたことが実は大丈夫でなかったり、たくさんの心配や喜びを共にしてくれた学童に感謝でいっぱいです。 Kさんもあいさつで述べていましたが、効率ばかりを求めるのではなく、効率的ではないことも大事にして、たけのこ学童がいつまでもみんなの居場所であり続けますように、ずっとサポーターでいたいと思います。9年間ありがとうございました。 (6年女子 母)